【マザーズバッグの選び方】完全ガイド!絶対に失敗しない5つのポイント

「マザーズバッグはどうやって選べばいいの?」

「そもそもマザーズバッグって普通のカバンと何がちがうの?」

「せっかく買うなら失敗したくない!」

マザーズバッグ選びについて、こんな不安や疑問をお持ちのママ・プレママは非常に多いですよね。

赤ちゃんをお迎えする準備はすべてのことにドキドキワクワクする一方で、「どうすればいいの?」と頭を悩ませることも盛りだくさん……。

マザーズバッグもそのひとつですよね。

オムツや赤ちゃんの肌着、ベビー布団など、赤ちゃん自身の準備に追われて後回しにしてしまいがちですが、実はマザーズバッグは子育てに欠かせないグッズでもあります。

今までは小さなオシャレバッグひとつで身軽にお出かけできましたが、子どもが生まれるとそうはいきません。

想像以上の荷物量を持ち歩き、ものすごい姿勢でカバンに出し入れしなければならない状況に日々直面することになります……。

こんな状況を快適にしてくれるのがマザーズバッグ。

自分にとってしっくりくるものを手に取れば、大変な子育てをサポートしてくれますよ!

ただし、マザーズバッグ選びに失敗してしまうママが非常に多いことも事実……。使わないバッグばかり増えてしまうのはもったいないですよね。

そこで当記事はマザーズバッグ選びに悩むママのために、『失敗しないマザーズバッグ選びのポイント5つ』について徹底解説していきます。

マザーズバッグに関する疑問を余すことなく解消していきますので、【完全ガイド】として何度も読み返してみてください!

プレママはもちろん、マザーズバッグの買い替えに悩むママへ、まずチェックするべきおすすめ商品もご紹介していきます。

それでは、さっそくみていきましょう!!

マザーズバッグってなに?普通のカバンと何が違うの?

“マザーズバッグ”という言葉は耳にするものの、具体的な特徴や機能性についてはよく分からない、というママも多いのでは?

単にサイズ感が大きいバッグというわけではなく、マザーズバッグは赤ちゃんのことやママの負担を第一に考えて作られています。

自分に合ったマザーズバッグを選べるよう、まずはマザーズバッグの基礎知識について理解していきましょう。

マザーズバッグの特徴と必要性

さまざまな種類のマザーズバッグがありますが、通常のカバンにはない便利な機能がたくさんつまっています。

代表的な特徴をざっくりとピックアップしてみると、

  • ドリンクホルダーがついている
  • オムツ替えシートがついている
  • オムツポーチがついている
  • 収納が多い、バッグ内が細かく仕切られている
  • 汚れにくい材質、ケアがしやすい
  • 防水加工
  • とにかく軽量
  • ショルダーストラップ付
  • 3wayなど、複数の使い方ができる

などなど、ざっと挙げただけでも便利な機能が盛りだくさん!!

ドリンクホルダーがあれば、哺乳瓶やお湯をいれる水筒を持ち運びやすいですし、おむつ入れがついていれば別途で用意する手間も省けますよね。

もし赤ちゃんがジュースをこぼしてしまっても、汚れにくい素材でできていればストレスを感じにくいうえ、カバンの中がポケットなどで整理されていればさっと必要なものを取り出すことだってできます!

赤ちゃんと一緒のお出かけは何かと大変なことも多いですが、マザーズバッグがあれば、お出かけの負担をぐっと軽くしてくれますよ!!

気になるマザーズバッグの中身は?月齢別で紹介

これから赤ちゃんを迎えるプレママにとって、「マザーズバッグには何が入っているの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?

マザーズバッグを選ぶ前に、まずはどんな場面でどんなものが必要になるのかをイメージしておきましょう!

具体的なイメージが膨らむほど、自分のライフスタイルに合ったバッグを手に取れるようになりますよ♪

ということで、赤ちゃんの月例別ごとに変化するマザーズバッグの中身をまとめてみていきましょう。

04か月(ミルク期・ねんね期)

生まれたばかり~首が座るか座らないかにあたるこの時期、必需品として持ち歩くべき荷物には以下のようなものがあります。

  • オムツ・おしりふき:とにかくたくさん
  • ビニール袋:汚れたものを入れておく
  • 着替え:2セットはあると安心
  • 授乳ケープ:完全母乳のママ
  • ミルク・哺乳瓶・水筒:授乳回数に応じて数も増える
  • ガーゼ・スタイ:よだれが多くこまめなケアが必要
  • おしゃぶり
  • 音の鳴るおもちゃ

排泄機能が未発達なこの時期の赤ちゃんは、おしっこやウンチの回数が多くなりがちです。

こまめなオムツ替えが必要なうえ、ウンチが背中漏れして全身着替えるはめになることもしばしば……。

また、汚れたオムツを持ち帰らなければならないシーンもあり、荷物がかさばりやすい時期に当たります。

完全母乳のママの場合、外出先で赤ちゃんがぐずったときにすぐにおっぱいをあげられるよう授乳ケープは必需品!

ミルク育児の場合は、外出時間から授乳回数を予測し、必要な分のミルク・哺乳瓶を用意しておかなければなりません。

ふにゃふにゃな赤ちゃんを抱っこしたまま大きな荷物を持ち運ばなければならず、バッグ自体の軽さや容量、荷物の取り出しやすさを重視したい時期だといえます!

57ヶ月(離乳食期・寝返り期)

首も座り、だんだんとお座りが安定してくるこの時期。母乳やミルクに加え、離乳食をスタートするママも多くなります。

ずっとゴロゴロねんねだった赤ちゃんも周囲に興味がわき始め、だんだんと自分で意思表示が出てくるころ。

マザーズバッグ内の荷物量もピークを迎え、パンパンのバッグを抱えるママが目立つ時期に当たります。

  • オムツ・おしりふき:とにかくたくさん
  • ビニール袋:汚れたものを入れておく
  • 着替え:2セットはあると安心
  • 授乳ケープ:完全母乳のママ
  • ミルク・哺乳瓶・水筒:授乳回数に応じて数も増える
  • 離乳食:手作りのママは保冷バッグも必需品
  • 赤ちゃん用スプーン・フォークセット
  • 食事用エプロン
  • マグマグ:水分補給用
  • おやつ
  • ガーゼ・スタイ:よだれが多くこまめなケアが必要
  • おしゃぶり
  • お気に入りのおもちゃ
  • お座りグッズ:不安定なおすわりをサポートしてくれるグッズも

ざっとピックアップしただけでも衝撃の荷物量ですよね……。こんな荷物を持ってお出かけをしている世の中のママたちは本当にすごい!

離乳食とミルクがどちらも必要なこの時期は、食事グッズがマザーズバッグの中の大半を占めることになります。

赤ちゃん用のスプーンセットや、食べこぼし防止用のエプロンなどは常にカバンに入れておくと安心です。

荷物を減らしたいママは、1食分の離乳食とスプーンがセットになったものも市販品を活用してもいいでしょう。

さらに、この時期はミルク以外の水分補給も必要になるため、マグマグ(ストロータイプやスパウトタイプなど)も欠かかさずに持ち歩くことになります。

また、日中の活動時間もだんだんと長くなるため、ぐずり対策として複数のおもちゃを持ち歩くママはほとんど。

カサカサと音の鳴ったり、赤ちゃんが口に入れて遊べるようなおもちゃがあると安心です。

いずれにせよ、かなりの荷物量になるこの時期には大容量のマザーズバッグが欠かせません。

812ヶ月(離乳食・ハイハイたっち期)

だんだんとハイハイやつかまり立ちができるようになり、赤ちゃんの動きが活発になるこの時期。相変わらず荷物の量は多いですが、必要最低限のグッズに絞れるようになってくるママもいます。

大まかなオムツ交換回数の目安もわかってくるうえ、パンやおにぎりなどは大人からの取り分けができるようになることも。

持ち歩くグッズリストは5~7ヶ月とほぼ同じですが、動きが活発になる赤ちゃんのために、おもちゃや絵本を持ち歩くとぐずり対策に効果的です。

1歳以降~(よちよち歩き期)

1歳以降になると、おっぱいやミルクを卒乳するママも増えてきます。

食事もお子様用の薄味のものが食べられるようになるため、マザーズバッグの中身もだんだんとスッキリしてくるママが多数。

しかし、子ども自身と手をつないだり抱っこしたりと、何かと両手を使うシーンが増えるため、トートバッグ型よりもリュック型やショルダータイプのマザーズバッグを重宝するようになります。

子どもが活発になる分、汚れてもさっと着替えられるよう準備しておけば、伸び伸びと自由に遊ばせてあげることもできますよ♪

2歳以降にトイレトレーニングが始まると、替えのパンツや着替えを持ち歩く必要が出てくるため、再び荷物が増えることに。

マザーズバッグは長期間にわたって重宝するグッズ。赤ちゃんの月例や使用用途に応じた、ママが本当に納得のいくものを手に取りたいですね!

マザーズバッグは普通のカバンで代用できる?

マザーズバッグの特徴や用途について触れましたが、それでも普通のカバンで代用したい!というママもいるでしょう。

結論からいうと、普通のカバンでも十分代用可能です。

必要な赤ちゃんグッズを持ち運ぶことさえできれば、どんなタイプのカバンでも問題ありません。大きめのトートバッグをマザーズバッグとして代用しているママも数多く見かけます。

ただし、収納の数や材質によってはママの負担が増えてしまう可能性も否定できません。

マザーズバッグは赤ちゃんのためのものではなく、ママの子育てをサポートしてくれるグッズのひとつ。

想像以上に子育ての負担を軽減してくれるシーンもあるため、購入を迷っている方は前向きに検討してみることをおすすめします。

また、中には普通のカバンとマザーズバッグを2つ併用しているママも!

財布やスマホを小さめのカバンに入れ、赤ちゃんグッズはまとめてマザーズバッグに収納して持ち運ぶママもいます。

大きめのマザーズバッグが絶対に必要!というわけではないので、ご自分の好みやライフスタイルを考慮しながら選ぶことをおすすめします♪

失敗しないマザーズバッグ選びのポイントについては、この後くわしくご紹介していきます!

マザーズバッグは産前に準備しておこう!

便利で魅力的なマザーズバッグですが、いつごろ購入すればいいの?という疑問を持つママもいますよね。

産後のお出かけで利用するマザーズバッグですが、実はおすすめの購入時期は『産前』です!

理由として、ほとんどのママが赤ちゃんと初めて外出をすることになる「1ヶ月検診」の際に、マザーズバッグは非常に重宝するからです。

生まれてすぐの赤ちゃんは抵抗力が十分でないため、生後1ヶ月前後から外気浴をスタートするのが一般的。

ちょうどこの時期に、ママと赤ちゃんは産院にて1ヶ月検診を受けることになります。

初めての赤ちゃんとの外出。どんなタイミングでおむつ替えや着替え、授乳が必要になるかが予測しにくいため、どうしても荷物が多くなりがちです。

通常の赤ちゃんグッズに加え、母子手帳や書類などを持参する必要も。そんな1ヶ月検診では、大きめのマザーズバッグが欠かせません!

出産直後はカバンを買いに気軽に外出することも難しくなるため、できれば産前のうちにじっくり検討し、準備しておくことをおすすめします。

マザーズバッグの選び方~失敗しない5つの視点~

さまざまなデザインや機能性を持ち合わせたマザーズバッグの中から、本当に自分に合ったものを選ぶのは至難の業ですよね。

バッグ選びに失敗してしまい、せっかく購入したにもかかわらず数回しか使用しなかった……、というケースは非常に多いです!

実際に筆者も、長期間愛用したマザーズバッグは3つ目に購入したもの。1つ目、2つ目のバッグは思い出とともにクローゼットの奥に眠っています……。

せっかくのマザーズバッグ選びで後悔しないよう、以下の5つの視点から、失敗しないマザーズバッグの選び方を徹底解説していきます!

  1. マザーズバッグの『タイプ』で選ぶ
  2. 月齢に合わせた『サイズ感』で選ぶ
  3. バッグ自体の『重さ』で選ぶ
  4. 『機能性』はシミュレーションして選ぶ
  5. ママだってオシャレがしたい『デザイン性』で選ぶ

それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。

1.マザーズバッグの『タイプ』で選ぶ

マザーズバッグは大きく3つのタイプに分類できます。

  • トートタイプ
  • リュックタイプ
  • ショルダータイプ

上記タイプにはそれぞれにメリット・デメリットがあり、特性や使用場面を考慮して選ぶことが必要です。

単に値段やデザイン性だけで判断するのではなく、商品の特性やライフスタイルをイメージしながら選ぶようにしましょう。

各タイプの特性について、簡単にご紹介していきます。

トートタイプのメリットデメリット

“マザーズバッグ=トートタイプ”とイメージする人もいるほど、マザーズバッグの定番ともいえるのがトート型のバッグになります。

とにかく容量が大きく、たくさんの荷物をぽんぽん出し入れできるため、最初のマザーズバッグとして選択するママが多いのが特徴です。

その一方で、肩紐がずり落ちやすく、子どもを抱っこするときなどに邪魔になりやすいなどのデメリットも。

片側だけに負荷がかかるため、荷物の重みをダイレクトに感じやすいこともトートタイプの欠点として挙げられます。

最初のマザーズバッグとしては優秀ですが、長期的に使い続けるには不向きになりやすい傾向に……。

トートタイプのメリットデメリットをまとめてみましょう。

  • メリット①:容量が大きくたくさんの荷物が持ち運び可能
  • メリット②:間口が大きく、簡単に出し入れしやすい
  • デメリット①:肩紐がずり落ちやすい、抱っこするときに邪魔になりがち
  • デメリット②:片側の肩に負担がかかる

ショルダーストラップが別途で付属している商品も増えているため、トートタイプを選ぶなら2way、もしくは3wayとして幅広く活用できるものを選ぶことをおすすめします。

リュックタイプのメリットデメリット

ここ数年で急激にシェアを拡大しているのが、リュックタイプのマザーズバッグです。

数年前まではあまり見かけませんでしたが、両手が自由になる点や、荷物の重さによる負担が小さいなどのメリットから、リュック型のバッグを選ぶママが急増しています。

ファッション性も高く、ぺたんこ靴やスニーカーとの相性がいい点も、おしゃれを気にする若いママ世代から高く評価されているポイントのひとつ。

一方で、ファスナー式のリュックはどうしても荷物の出し入れがしにくい点や、トートタイプと比べて容量が不足しがちな点はリュックタイプのデメリットだといえるでしょう。

リュックタイプのメリットデメリットを以下にまとめます。

  • メリット①:両手が自由、動きやすい
  • メリット②:荷物の重さや負担を感じにくい
  • メリット③:ファッション性が高い
  • デメリット①:荷物が取り出しにくい、毎回ファスナーを占める必要あり
  • デメリット②:他のタイプと比べると容量が小さい

大きめのリュックに荷物をたくさん詰めてしまうと、お店や電車内などで周囲にぶつかってしまう可能性もあります。

リュックと他のタイプを併用するママや、ベビーカーの荷物置きなどを上手に活用するママも多いですよ。

ショルダータイプのメリットデメリット

ショルダータイプのマザーズバッグは、上記の2タイプのメリットを掛け合わせたようなイメージです。

両手が空き、ある程度の自由度が保てるうえ、簡単に中身を出し入れできるのは大きなメリット。

しかし、荷物が多くなればなるほど片側の肩にかかる負担が増えるうえ、抱っこひもが利用しにくい、肩からずり落ちやすいなどはデメリットとして感じやすいポイントです。

ショルダータイプのメリットデメリットは以下の通り。

  • メリット①:両手が自由
  • メリット②:中身が取り出しやすい、出し入れが簡単
  • デメリット①:片側の肩に負担がかかりやすい、肩紐が気になりやすい
  • デメリット②:ななめ掛けは抱っこひもの邪魔になりやすい

ショルダータイプとして流通しているバッグの多くが、付属のストラップなどで2way、3wayの使い方ができるようになっています。

また、小さめのショルダーとリュックを組み合わせて使用しているママも。

どんなタイプのマザーズバッグを選ぶか迷ったら、自分のお出かけスタイルにマッチするかどうかをじっくりとイメージしてみましょう。

2.月齢に合わせた『サイズ感』で選ぶ

どんなタイプのマザーズバッグにせよ、適度なサイズ感のものは使い勝手がよく、長期間にわたって重宝しやすくなります。

先ほどご紹介しましたが、赤ちゃんの月例に応じてマザーズバッグの中身は変化しますよね。

赤ちゃんの成長や変化に合わせ、適度なサイズ感のバッグを選ぶようにしましょう。

赤ちゃん期は大きめ&出し入れのしやすさが重要

ミルク期や離乳食期の赤ちゃんは、オムツや食事グッズなどでとにかく荷物が多くなりがち。

赤ちゃんも泣くことでしか感情を表現できない月齢のため、ぐずったときに必要なものをさっと取り出せるような大きめのバッグがおすすめです。

季節によって荷物の量も変化する

赤ちゃんの月例とともに注意したいのが、出産予定の季節です。

体温調節機能が未発達な赤ちゃんとのお出かけでは、ママがさっと調節できる着替えやタオル、羽織るものなどを持ち歩く必要があります。

出産予定日から逆算し、赤ちゃんとのお出かけ機会が増える時期はどんな季節なのかをイメージしてみましょう。

夏場であれば、薄着で済む分たくさんの着替えが必要になりますし、冬場は着替え一式がかさばりがちに。春・秋はさっと調節できるカーディガンやブランケットがあると便利です。

季節から逆算し、適切なサイズ感のバッグを選ぶようにしましょう。

3.バッグ自体の『重さ』で選ぶ

充実した機能面やデザイン、大きさや使いやすさはもちろん重要なポイントですが、つい見落としがちなのがバッグ自体の『重さ』についてです。

特にインターネットショップから購入する場合、実際に手にもって重さをチェックすることができません。

必ず商品説明内にあるバッグ自体の重量をチェックするようにしましょう。

マザーズバッグはとにかく軽いものがおすすめ

マザーズバッグを選ぶなら、極力“軽い”のもを選ぶことをおすすめします。ママが持ち歩く荷物は非常に多く、重い荷物を持った状態で赤ちゃんを抱っこしなければなりません。

買い物へ出かけた場合はなおさら荷物が増えてしまうことに……。

肩や腰への負担がなるべく少なくなるよう、バッグ自体が重すぎないものを選ぶのが鉄則です!

利用シーンを考慮しよう

主となる移動手段が自家用車の場合、移動中はバッグを座席に置くことができますよね。

一方で電車やバスなどの公共交通機関がメインとなる方は、外出中のほとんどの時間、ずっと荷物を持ち歩かなければなりません。

わずかな重さの違いでも、長時間になれば負担感には大きな差が出てしまいます。

利用シーンを考慮し、極力ママの負担を軽くできるようバッグの『重さ』は必ずチェックするようにしましょう。

4.『機能性』はシミュレーションして選ぶ

収納やポケット、オムツポーチやドリンクホルダーなど、さまざまな機能性のついたマザーズバッグが数多く販売されています。

しかし、機能性が高ければ高いほどいい!というわけではありません。

本当に使いやすいかどうかを頭の中でシミュレーションしてみましょう。

ポケットの数や位置はしっかりチェック

ポケットの数だけでなく、どんな位置にどんな大きさのポケットがついているかをチェックしてみましょう。

あまりにも小さいポケットがたくさんついていても、実はそこまで機能性としては高くないケースも。

また、ファスナー付きのポケットよりも、ただの間仕切りの方が出し入れがしやすい!という場合ももちろんありますよね。

ポケットの数や位置は使い心地に直結するため、しっかりとチェックするようにしましょう。

本当に使いやすいか?しっかり見極めよう

マザーズバッグの中には、オムツを収納するポケットが付属しているものや、ドリンクホルダーが付属しているものもあります。

一見すると便利に感じますが、収納位置が決まっている分、自分の使いやすいように調節することができません。

実際に荷物をたくさん詰めた時、本当に使いやすいかどうかをしっかりとイメージし、見極めるようにしましょう。

5.ママだってオシャレがしたい『デザイン性』で選ぶ

ここまでは実際の“使用感”に関するポイントをご紹介しましたが、やっぱりマザーズバッグだっておしゃれなものを選びたいですよね!

5つ目のポイントとして、ママのファッションに合ったデザイン性をチェックしていきましょう。

マザーズバッグはデザイン性がイマイチなものも

ファッション性よりも機能面や扱いやすさが重要視されるマザーズバッグは、通常のバッグよりもデザイン面で限定されがちです。

サイズ感も大きくなるため、どうしてもこれまでのファッションにそぐわないと感じてしまうママも。

そんな時は、子育て中にしかできない『ママファッションが楽しめる時期』ととらえてみましょう!

ヒール靴ではなくぺたんこ靴、美しさよりも動きやすさがメインとなるママファッションだからこそ、おしゃれを楽しむことだって十分に可能ですよね!

普段の服装が変わることを踏まえれば、しっくり来るマザーズバッグも見つかるかもしれませんよ♪

ファッション重視ママは23個を使い分けるのもおすすめ

どうしても大きすぎるマザーズバッグに抵抗がある!というママは、23個に分けて持ち歩くといいでしょう。

手荷物はかさばりますが、ベビーカーの荷物置き場などを利用すれば意外とすっきり収まることも。

オムツ関連グッズだけを別のバッグに入れておけば、オムツ替えの際にスムーズに対応できるというメリットもありますよ。

マザーズバッグは1つだけ、という決まりはないため、自分のお出かけスタイルに合ったサイズ感やデザイン性をチェックしてみるといいでしょう。

マザーズバッグは汚れやすい!ケアのしやすさも重要ポイント

マザーズバッグにはオムツや着替えはもちろん、水筒やマグマグなどの水分や離乳食、汚れたオムツや着替え類など、さまざまなものを収納することになります。

場合によってはバッグ自体が汚れたり、水分がこぼれてしまうこともよくあります。

これを踏まえ、マザーズバッグは汚れのケアがしやすい材質のものを選ぶのも重要なポイント!

防水加工のされたものや、ナイロン素材でできていれば、多少の汚れはさっとひと拭きでケアできますよね。

大きさやデザイン性に加え、耐水性やケアのしやすさ、洗濯方法についても合わせてチェックしておくことをおすすめします。

移動はベビーカー?抱っこ紐?ライフスタイルに合ったバッグを選ぼう

赤ちゃんとのお出かけ時、抱っこひもを使うのかベビーカーを使うのかによって、バッグの使い心地も変化します。

抱っこひもがメインであれば、肩への負担が軽減されるリュックタイプがおすすめですし、ベビーカーがメインであれば、さっと荷物を移動できるトートタイプやショルダータイプが使いやすい可能性も。

このほかにも、

  • 公共交通機関を利用するのか
  • 徒歩や自転車がメインになるのか
  • 自家用車での移動が多いのか

など、ママのライフスタイルによって使いやすいバッグの種類は異なります。

単に一番人気のマザーズバッグを選べばいいというわけではなく、自分の生活に合ったものを選べるかどうかが失敗しないカギ。

赤ちゃんが生まれたらどんな生活になるのか、ワクワクしながらイメージしてみましょう♪

先輩ママが語るマザーズバッグ体験談

失敗しないマザーズバッグの選び方について解説してきましたが、ここで実際にマザーズバッグを利用している(利用した)先輩ママの経験談をチェックしてみましょう。

マザーズバッグ選びで失敗したママもいれば、快適な子育てを楽しんでいる声までさまざま!

リアルな口コミや意見をもとに、赤ちゃんのいる生活をより具体的にイメージしてみましょう。

1人目の時に張り切ってマザーバッグ買いました。哺乳瓶やら仕切って入るショルダータイプ。

でもいざ産まれたら使いませんでした…生活のメインが車移動なので、あまりフル装備でお出かけや買い物に行く必要がなかったんです。車に置いておけばよかったので。

引用:yahoo!知恵袋「マザーバッグを使っている方にお聞きします!」

大きさもですが紐の太さや質も結構重要です。
濡れた着替えなどを入れたり、重いものを入れたときに食い込んで痛いとしんどいです。

引用:yahoo!知恵袋「マザーバッグを使っている方にお聞きします!」

私もショルダーです。でも肩凝りがひどいので、小さいショルダーに必需品をいれ、トートバックにオムツとか着替えとかを入れています。

引用:yahoo!知恵袋「子供との外出はどんなバッグを使っていますか?」

長女1人のときは斜めがけを使用していました。
自分で歩いてくれ、抱っこをしなくて済むようになると、産前に使用していたバッグも活躍するように。

…が、次女が生まれ、常に一人抱っこ&一人は手をつないでいる状態の現在は、リュックを愛用中です。

引用:yahoo!知恵袋「子育て中のママさん、バッグはどんな形の物を使っってますか?」

好きな物を使ったら良いですよ^^

マザーズバッグを探しても気に入ったものがなかったので、自分の好きなバッグを買いました。

もう3年近く使っていますがとても綺麗な状態です。マザーズバッグとして使わなくなってもまだまだ使えると思います。

引用:yahoo!知恵袋「レザーのマザーバッグについて、ご意見ください」

やはり一概に“マザーズバッグ”といっても、使い心地や優先順位は人によってさまざま。

実際に子育てがスタートしてみなければ分からないことももちろんあります。

しかし、上記で解説した選び方ポイントや先輩ママの意見を参考にすることで、自分の子育てライフにフィットしやすいバッグを見つけやすくなりますよ♪

マザーズバッグは価格もさまざま 優先順位を決めて選ぼう

マザーズバッグの種類や選び方についてご紹介してきましたが、忘れてはならないのが「価格」です。

数千円程度で手に入る機能性バツグンのバッグから、1万円以上の値が付いた超人気ママブランドバッグまでさまざま。

自分がどんなことを重要視したいのか、優先順位を明確にすることが、自分にフィットするマザーズバッグを手に取ることにつながります。

ということで、ここからは価格帯ごとに以下の3つに分類し、それぞれのおすすめマザーズバッグをご紹介していきます。

  • 5,000円未満
  • 5,000円以上10,000円未満
  • 10,000円以上

気になるマザーズバッグは、ぜひ先ほどご紹介した選び方ポイントを思い出しながらじっくりチェックしてみてくださいね!

※ご紹介する商品名、価格などの情報はAmazon、楽天市場より引用したものです(2019年6月17日現在)。

※価格などは変動する場合があります。ご了承ください。

おすすめ格安マザーズバッグ3選~5000円未満で購入可~

まずは5,000円未満で購入できるリーズナブルなマザーズバッグをご紹介していきます。

価格が手ごろな分、ファーストバッグとしても買い替え用のセカンドバッグとしても購入しやすいのが魅力ですね♪

大容量の定番トートタイプ『CROSS WALKER 多機能 マザーズバッグ』

  • 価格: 3,129円(40%off)※Amazonより
  • 特徴:大容量かつコンパクトなうえ、飽きのこないデザインが魅力。多機能なママ専用バッグ。
  • 重さ:680g
  • サイズ:横:40cm/高さ:29cm/マチ18cm
  • 素材:バッグ下ポケットは防水加工付き
  • 付属品:ポーチ・ショルダーストラップ・ベビーカー用つりさげベルト2本・カラフルハンドボールペン

ママのこと、赤ちゃんのことを考え抜いたこだわりのマザーズバッグです。

バッグ内の整理整頓が苦手なママも、このバッグならスッキリ収納できそうですね!

ポケットが魅力の多機能トート『KLOKOL マザーズバッグ 保温ボトルバッグ付』

  • 価格:2,999円 ※Amazonより
  • 特徴:大容量。10か所のポケットで整理しやすい。撥水・防塵加工されており耐久性は抜群。
  • 重さ:599g(400gとの記載もあり)
  • サイズ:横37.5cm x マチ17cm x 高さ30 cm
  • 素材:オックスフォード
  • 付属品:保温機能付きボトルバッグ・ストラップ

トートタイプですが、内部が細かく間仕切りされておりひと目でなにがどこにあるかがわかりやすいのが魅力です。

汚れに強いうえ、おそろいの保温ボトルバッグが無料でついてくるのもうれしいポイントですね!

ママリュックの大定番『anello(アネロ)』

  • 価格:4,860円 ※Amazonより
  • 特徴:どんなファッションにも合うデザイン性が魅力。間口が大きく大容量。背中ファスナーが便利。
  • 重さ:495g
  • サイズ:幅約26cm・高さ約39cm・マチ約17cm(レギュラーサイズ)
  • 素材:ポリエステルキャンバス
  • サイズ展開:4サイズ(Lサイズ、レギュラー、ミニ、キッズ)

ママリュックといえば「アネロ」一択!ともいえるほどの大人気商品です。

デザイン性も使いやすさも文句なしですが、高確率で人とかぶることは覚悟しておきましょう!

おすすめお手頃マザーズバッグ3選~10000円以下で購入可~

次に、マザーズバッグの相場ともいえる5,000円~10,000円の価格帯で購入できるおすすめ商品をみていきましょう。

オムツポーチ&おむつ替えシート付『ROOTOTE マザーズバッグ マミールー』

  • 価格:6,480円 ※Amazonより
  • 特徴:間口が広く出し入れしやすい。ポケット+フリースペースで使いやすい。汚れがつきにくい材質も魅力。
  • 重さ:821g(オムツポーチ・おむつ替えシート含む)
  • サイズ:タテ30cmxヨコ(上部55cmx底部35cm)xマチ20cm
  • 素材:コットン・キャンバス、ラミネート加工
  • 付属品:ショルダーストラップ・おむつ替えシート・おむつポーチ

ポケット収納に加え、フリースペースが広いのが最大のポイントです。ポケット内に収納しきれないオモチャなどもぽんぽん収納でき、使い勝手は抜群!

汚れにくい材質で、ケアがしやすい点も大人気ブランド「マミールー」の特徴です。

自分流の使い方が見つかる『5WAYマザーズバッグ』

  • 価格:8,424円 ※楽天市場より
  • 特徴:5通りの使い方ができ、シーンによって使い分けられる。
  • 重さ:700g
  • サイズ:縦約34cm×幅約36cm×マチ約16cm
  • 素材:本体・ポリエステル100%、付属・PU合皮

特許取得済みの完全オリジナル5wayバッグ!

月齢やシーンによって簡単に使い分けられるため、どんなタイプを選べばいいか迷いがちなママにはぴったりのマザーズバッグです。

大容量マザーズリュック『Fuente(フェンテ)11ポケットナイロンリュック』

  • 価格:6,696円 ※楽天市場より
  • 特徴:11か所のポケットでカバン内をスッキリ収納。撥水加工で汚れに強い。背面ポケットで貴重品も出し入れしやすい!
  • 重さ:625g
  • サイズ:幅31cm・高さ43cm・マチ15cm
  • 素材:撥水加工ナイロン

大人の普段使いリュックとして人気の『Fuente(フェンテ)』シリーズです。

大容量+ポケット収納のバランスが絶妙なうえ、背面ポケットを利用すればいちいちリュックを下ろさなくても貴重品が取り出せる使いやすさが魅力!

おすすめ高級マザーズバッグ3選~10000円以上で購入可~

マザーズバッグとしては高級な10,000円以上のバッグを最後にご紹介いたします。

なかなか気軽に買い換えられる価格帯ではないため、購入を検討する場合は細かい部分までじっくりチェックしてみてくださいね!

おしゃれ&充実の付属品がうれしい『ティアティア 超軽量キルティングマザーズバッグ 』

  • 価格:12,744円 ※楽天市場より
  • 特徴:とにかく軽い。ママのことを考え抜いたポケット配置。オシャレな付属品が充実。
  • 重さ:500g
  • サイズ:高さ約30cm×横幅約48cm×マチ約16cm
  • 素材:ナイロンキルティング
  • 付属品:授乳ケープ 、ショルダーストラップ、おむつ入れ巾着(子供リュックとして使用可)、ボトルホルダー

マザーズバッグ本体の使いやすさやケアのしやすさはもちろん、とにかく軽い素材でできておりママの負担を軽減することができます。

オシャレかつ実用的な付属品も魅力であり、10,000円を超える金額でも満足感を得られやすい点は大きなメリットだといえるでしょう。

上品なデザインでどんなシーンにも活用できる『ケイトスペード ショルダーバッグ』

  • 価格:26,800円 ※楽天市場より
  • 特徴:大容量。フォーマルなシーンでも活用しやすい洗練されたデザインが魅力。
  • 重さ:ー
  • サイズ:幅35-50cm×高さ31cm×マチ14cm
  • 素材:ナイロンキャンバス×レザー
  • 付属品:おむつ替えシート、ベビーカーストラップ

赤ちゃん連れでのフォーマルなシーンにも利用できる上品なデザインが魅力です。

内側にポケット収納はありますが、基本はフリースペースのトートタイプ。ポーチなどで自分の持ち物を管理したいママにはおすすめですよ!

快適さを追求した最上級マザーズリュック『Pixie B’ Bag マザーズリュック』

  • 価格:13,500円 ※Amazonより
  • 特徴:使いやすさとママの快適さを徹底追及。背中のメッシュや厚みのある肩ストラップが魅力。
  • 重さ:626g
  • サイズ:幅32㎝ x マチ18㎝ x 高さ40㎝
  • 素材:ナイロン, ポリエステル
  • 付属品:保管用バッグ(着替え袋として使用可)、おしゃぶりポーチ

ママが快適に利用できることに徹底的にこだわったマザーズリュックです。

長時間背負っても疲れにくいよう工夫されており、外出頻度が多いママにはぴったり!付属品のおしゃぶりポーチのかわいらしいデザインも魅力のひとつです♪

【マザーズバッグの選び方】まとめ

マザーズバッグに関する情報をひとまとめにしてご紹介してきました。

先輩ママの経験談にもあるように、人それぞれマザーズバッグに求めるニーズには違いがあります。

  • 自分はどんなポイントを重視したいのか
  • 優先順位や譲れない部分はどこなのか
  • どんなマザーズバッグが使いやすいのか

これらの疑問に対する明確な回答は残念ながらありません。

マザーズバッグを選ぶときは、ぜひ赤ちゃんが生まれた後の生活のイメージを膨らませてみてください。

具体的にイメージできればできるほど、自分にぴったりフィットする納得のマザーズバッグを手に取ることができますよ♪

そのうえで、今回ご紹介したポイントを参考にすれば、漠然と悩みがちな頭の中をスッキリ整理しやすくなるはず!

当記事をマザーズバッグの【完全ガイド】として保存していただき、購入時や買い替えを検討するタイミングでぜひ読み返していただければ幸いです。

ステキなマザーズバッグで、ステキな子育てライフをスタートできますように♪